阿蘇・高千穂の旅〜スピリチュアルな2人旅

『 地球がくれた戻す力・番外編』

(文・板倉みきこ/ライター、動画・若林容子/tao)

 

 

あるがままの自分を受け入れる。

それはとても大切なこと。

 

でも、ダメな自分を隠したり、

求められる仮面を被って演じてみたり…。

 

いつの間にか、演じていた仮面がメインキャラのように感じることもある。

 

だからこそ、本当の自分とは一体どこにいるのか。

自分って一体なんなんだ、と

見えない壁に何度もぶち当たってしまう。

 

 

“自分らしさ”は、1人っきりでは感じられない。

 

 

何かと触れ合い、誰かと接し、

そこで自分がなんらかの反応を起こした時、

その反応の中に、初めて自分らしさを見つけられる。

 

好きなもの、受け入れられないもの、得意なこと、苦手なこと…。

 

 

 

 

 

 

旅は、自分らしさを見つけられる最高の手段だと思う。

そんなことを改めて感じさせてくれたのが、今回の高千穂の旅だった。

 

 

 

道中よく出てきたのが「たまたま」「偶然」いう言葉。

「偶然」の連鎖の始まりは、宿選びから。

 

 

 

今回の旅の目的は高千穂神社で開催される夜神楽と、押戸石の丘、そして高千穂峡巡り。

 

 

 

押戸石の丘

 

高千穂神社 夜神楽

 

 

 

泊まる宿を探したところ、旅の定番の温泉付き宿は平日なのにどこもいっぱい。

 

そこで視点を変えて「たまたま」見つけたのが“ぶどうの樹”という宿。

 

 

 

 

 

 

宿泊中、宿のオーナーが「たまたま」私たちの朝食時間に宿に立ち寄って、なんとなく興味がありそうだからと紹介してくれたのが“祇園神社”だった。

 

とても真摯な姿勢で神事に向かい、人柄が素晴らしい宮司がいらっしゃるから立ち寄ってみるといい、とのこと。

 

 

 

九州の中央にあるのが、九州島発祥の地とされる祇園山だ。

 

日本でも有数の古い地層でもあるこの神聖な山を中心に据え、西暦530年代に「祇園社」を創始したのが神社の始まり。

 

 

その後、全国的に疫病が流行し、大地震などに見舞われた西暦869年、疫病・厄難消去の守護神、素戔嗚尊(スサノオノミコト)を主祭神として招き、

 

イザナミノミコト、クシナダヒメノミコト、オオナムチノミコト、イツセノミコトなど、十一の神様が祀られるようになったそうだ。

 

 

11人の神様たち…。車座になってワイワイと談議する神様たちの姿がイメージされる、なんとも賑やかそうな神社なのだ。

 

 

高千穂峡巡りより、見たことのない神社のほうに惹かれ、旅の予定を変更して祇園神社へ急行。

 

 

 

 

 

 

 

訪れたその日は、「たまたま」本殿の左右の扉を開け、本殿内部に新しい空気を送り込む日だった。

 

 

 

建物中央の扉が開いている ↑

 

 

 

本殿は神様がいらっしゃる場所だから、「いつも以上に神様のエネルギーを感じやすい日かもしれませんね」などと宮司さんに言われると、ついワクワクしてしまう。

 

温かく、穏やかで大地のような宮司さん。

 

無知な私たちと神様を繋げるため、丁寧に分かりやすく祈祷の意味や手順を教えてくれた。

 

 

人と人に相性があるのは当たり前だけど、不躾ながら、宮司さんそしてその先にいらっしゃる神様との相性もあるはず、と実感した。

 

宮司さんは、神職に従事する家系に育ち、神社回りのことは率先として行いながらも長らく宮司になるのは避けていたそう。曰く「素戔嗚尊が怖かったから」。

 

 

私たちに分かりやすいよう平易な表現をしてくれたのだろうけど、この言葉がきっかけで私の中から何かが湧き出て、「私も龍が怖いんです。

 

でも、何故か気になって龍に近づいてしまいます」と発言しながら、涙が出てしまった。

 

 

 

 

 

いつにない感情的な自分に違和感を感じるほど。

 

「“怖い”というのは、“感じる”ということですよね。“感じる”というのは、そのものと“繋がっている”ということではないでしょうか」と授けてくれた言葉が、私の背中をヨシヨシと撫でてくれるようで、肩の力が抜けていった。

 

 

宮司さんが素戔嗚尊を怖かったのも、繋がっているからこそ怖さを感じたということ。

 

そうかあ…。自分にとって龍が何の象徴かは今は分からないけれど、龍のような何かと私は繋がっているし、守られてもいるのかもなあ、と。

 

 

怖いもの=避けるべきものとは限らない。

 

見方を変えてみれば、味方になってくれる存在かもしれないのだ。

 

 

歳を重ねるごとに、貼りつくように染み付いた価値観で、心の眼鏡は曇りがちだけど、もっと感じたことを素直に受け取りたい。

 

「たまたま」、「偶然」の力に思いっきり身を委ねてみたらよさそうだ。

 

 

 

 

阿蘇・高千穂を巡る旅を動画にしました ↓↓↓

 

【今回の旅のプラン】

★利用した飛行機
ANA スーパーバリュー75 (75日前予約プラン)
羽田⇄熊本 1名¥24960

 

★レンタカー
2日間 ¥16000円

↓↓↓  緑の文字をクリックするとリンク先にとびます

スカイレンタカー

 

★ランチをしたお店『四季見茶屋』

阿蘇から高千穂に向かう途中にあります。

高千穂神社で20時〜『夜神楽』を見る予定で、その前にディナーを食べるのが18時〜。という状況の中、ランチを食べるのが15時頃になってしまい💦気分が悪くなるくらいお腹が減っていて💦💦

そんな私達に『ぴったりのボリューム感と優しさ』で、最高のランチを頂けたのがこちらのお店でした。

↓↓↓

四季見茶屋

 

★泊まったお宿 『高千穂・ぶどうの樹』

高千穂神社から車で5分くらいの場所にあります。

ホテルの裏側の山に『お姫様』の祠があり、高千穂のスピリチュアルスポットの一つとしても知られています。

お料理が美味しくて、コスパ最高のお宿でした♪
お宿のオーナーさんにおすすめ頂いた神社もとっても良かったです!

↓↓↓

ぶどうの樹

 

★巡った場所

 

〜阿蘇エリア〜

●押戸石の丘

巨石群が丘の上にあるパワースポットです。

以下、引用文

↓↓↓

南小国町のマゼノ渓谷近くにあり、古代人の祈りの場所だったと言われています。

それを表すように、ピラミッドの形をした「巨岩石」やシュメール文字が刻まれた「鏡石」、日時計の役割があったとされる「はさみ石」など、人工的に配置された石がいくつも点在しています。

また、石には一つひとつ磁力があり、「太陽石」の裏側では方位磁石がグルっと一周まわる現象も。360度大パノラマの絶景とともに、大自然のパワーが体感できます。

↓↓↓

押戸石の丘

 

 

〜高千穂・宮崎エリア〜

●祇園神社

ぶどうの樹のオーナーさんに、こちらの宮司さんが素晴らしい…と教えて頂きました。

高千穂からは車で約30分の所にあります。

こちらに行ったら『お祓い』を受けると良い…と教えて頂き、受けてきました。

こんなにも真面目に、こんなにも真摯に、お祓いをして頂いた経験がなかったので、少し離れた場所でしたが行って良かった!と思いました✨

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祇園神社

 

●高千穂神社
高千穂を代表する神社。ここはマストで訪れる事をおすすめします。

↓↓↓

高千穂神社

 

●くしふる神社
人の気配を感じない、静かな神社でした。お札などの販売はしてません。御朱印は高千穂神社で…との事でした。

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くしふる神社

 

●瀬織津姫神社

細い道、ゴロゴロした石の階段、など、少しリスクのある場所にあるので、ご年配で足が悪い方などにはオススメではありませんが、神秘的な雰囲気でパワーを感じる場所でした。

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瀬織津姫神社

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